プラセンタ注射(ラエンネック)一時中止について
2018.08.21
プラセンタ注射(ラエンネック)に関して、製造元から一時使用中止の要請がありました。
2017年に同剤を投与された患者さんが数ヶ月後にB型肝炎と診断されたそうです。
このケースについて、投与されたラエンネックから同ウイルス断片の可能性がある成分が検出されました(ウイルス自体が検出されたわけではありません)。
現時点で因果関係は否定的と考えられており、今回の中止はあくまでも安全性の再確認を目的としているそうです。
ラエンネックに関しては、B型肝炎ウイルスが混入する可能性は極めて低い製造方法をとっており、これまでも感染が明らかになったケースはありません。
再開時期は未定ですが、分かり次第お伝え致します。